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読んで学ぶTypeScript

本章では、TypeScriptの言語機能をひとつひとつ解説します。解説の範囲はTypeScriptに留まらず、JavaScriptについても必要なものを解説します。これは、TypeScript学習者がJavaScriptも並行して学ぶことが多いためです。

どの機能がTypeScriptのものか、JavaScriptのものかがわかるように配慮しています。JavaScriptの機能については「JavaScriptの〜は」などと、TypeScriptの機能については「TypeScriptの〜は」などのように言語名を文中に記すようにしています。言語名が随所に出てくるため、読んでいてくどいと思われるかもしれませんが、どの機能がどちらの言語のものかを明確に理解しておくことは重要なので、ご辛抱いただければ幸いです。

本章の流れは、コード上の小さいパーツから大きいパーツに行くように構成しています。値や変数から始まり、文、関数、そしてクラスなどのオブジェクト指向プログラミング要素、さらにモジュールといったように、読み進めるにしたがって粒度の大きい要素についての話になっていきます。